2/22/2009

クラプトンとジェフベック共演


2年ぶりかなクラプトンのコンサート。今回はジェフベックとの共演であった。
お互いのギターテクニックはものすごく、まさに神の領域である。
ブ ルースとインストルメンタルの違いはあるがすばらしい。しかし私としてはやはりクラプトンが好みである、なぜならジェフベックはギターのアクロバット奏法 みたいで、凄いとは思うが、聞きたい音楽ではなかった。たぶん私の人生の中でジェフベックを聞こうと思う事はないであろう。
数十年前私に音楽を説いてくれた人が、「音楽は緊張と緩和である」と言っていた。ただ緊張だけの音楽は疲れるし、緩和だけは眠くなる。両方を兼ね備えて初めて、心地よい音楽となるのだと。

最近の日本の歌手の歌は、詩がリズムに乗っていないで無理矢理音程を付けているし、ある歌手などは自分のベストの音程で歌い出すので、高い音になると声が出ない、そこで裏声(ファルセット)に強引に持って行く、きれいなら良いが聞くに忍びないのである。

しかしジェフベックバンドのベース奏者がすばらしかった。tal Wilkenfeld

youtube 動画があります

動画は司会者がオージー英語なのでベースをバイスって言ってるし、ヤングライディーとかなり訛っています、米語を聞き慣れてる人には違和感があるかも、とても聞きにくいのですがおもしろい動画ですよ。

若い女性であるのだが、かなりうまい。チョッパー的な奏法では無く、地味なベース奏法なのだが、かなり魅せてくれるし、引き込まれるのである。
どうやらオージーで高校中退してL.A.に移住後ジェフベックと行動を共にしているらしい。
いやあ今日は魅せてくれました。Sシート17000円と馬鹿高かったけど、それなりに元気をもらったね。
60歳過ぎたおぢさんたちが、ギター共演して3時間のステージ、そのパワーを我々に分けてくれてる様な気がした。

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